words

bird song

 

瓦礫の山 何の為なのか

眼を細めて見つめた遠い水平線

 

悲しみの息はそこらに広がり

涙に暮れていた 「時を元に戻せ」と嘆く

浮世の中のまるで絵空事

感じ取れる全ては冷たい露に濡れて嘆く

 

僅か小さな欠片 それが希望と言うのなら

両手広げよう 出来るだけ多く抱えよう

 

今羽ばたいていく曇りかかった空

過去も今の未来も全て洗い流して行ける

再生の時は近い 虹色の輝く夢

揺るぐ事無く暖かく世界に解き放つ

 

今僕は空を翔んだ

Circus

 

指紋がベタリと付いた鏡の前で笑ってみれば

今日もまたケージの方から多くの声が嫌でも聞こえる

白い粉 顔に振り掛け 君の大好きな星を描いて

恐れるものは何も無い 君が憧れた英雄になった

 

喜び 悲しみ 愛しさ 憎しみ

ミキサーにかけて身体に響かせる

青い線繋いで遠い君に捧げよう

確かなことはそう もうすぐ幕が開く

 

Dance for all

柔らかい笑顔に包まれたこの場所で

揺らいでいる心の中を鎮めていくように

ブランコはいつかの僕の為の遊び道具

有難う 僕は今とても幸せなんだ

 

眼隠し 赤い地面を白い靴履いて歩き廻れば

世界はとても大きく過酷なことに気付いてしまう

 

武器も持たずに笑顔を振りまく

シルクハットの男は鞭を撓らせた

 

Dance for all

君は今遠い空の下で何をしているの

僕は今白い屋根の下で踊っている

揺らぎ

 

浅い眠り 幸せな夢

ふいに見えた 真白い朝

それはとても美しいもの

 

乳白色の波模様が

僕の身体を包んでいく

それはとても美しいもの

 

まどろみの中 笑顔を思い出して

僕は意識をそれに委ねた

 

揺らいで 揺らいで 揺らいで また揺らいでいる

優しく大きい世界が色付いていく

 

優しく大きい笑顔が見えた

Farm

 

曇りない瞳と声が欲しいと願った

闇雲に手を伸ばし 適当な言葉を述べ

術も知らずにただ投げては受け止めて

中身が無いモノと記憶だけが残るの

 

喘ぎ喘いで 途方に暮れた

 

ただ目の前に立つ君と僕を線で繋いでいることが

何かの印として誰かの日々に寄り添うことが出来るなら それは

 

足元に広がる野に種を蒔こうか

やがて生まれてくる透明な命を ただ抱きしめよう

 

何が正しいことで何が過ちなの もう問うことはない

ただ確かに繋いだ無垢な瞳と声に微笑んで

伝えよう 限りない繋がりの野原を

そうすれば僕等はもう迷わずに歩いていける

 

確かなモノなど何一つ無いのだろう

感じ取れることがそこにいる意味を

全てを

 

美しく優しい 朝の太陽と夜の星空

涙が溢れた 何気ないこの世に ありふれた日常に

何かに戸惑い 見る物聞く物全てを遮り

過去を振り返り 未来を想う

そこには答えは無く ただそれは今なのだと

そして目覚める時が来る

 

生まれて 声を上げ 抱かれて 眠り

立ち上がり 歩き出し 走れば 転ぶ

誰かが先に行き 姿は消えて

脅えて 後を追い 気が付けば 傷付く

やがては心と体が色付き

あらゆる理を篩いにかけて

喜びを歌い 悲しみを見つめて

愛を呟き 果てていくその中で

 

我を見失い

我を忘れ

我に気付き 

そして我を感じた

 

 

生きる日々の

悲しみの意味を

喜びの日々の

全てを 全てを